BassDays Kingrecords KICJ-512 Release Date: 2006.11.22 Price: 2,800yen |
ベース・パフォーマンスにもいろいろあるけど、今沢のベース・ソロは世界でもただ一つの"個性"(ベース1本で、ひとりオーケストラをやるユニークなアーティスト)と呼べるものだ。様々なリズムに乗ってのグルーヴとそのエモーション・パワーは、時にベースであることを忘れてしまうが、一番強烈なのは、ソロ楽器としてのベースの"鳴らし方"がまだ無限にあることを彼が教えてくれることだ。スペースを生かした間のとり方など、まるで幅広いミュージック・キャンバスの中で音をデザインしている様にも感じる。その構築力の背景には彼が親しんできたハード・ロックやプログレ・ロック、R&B、ジャズ・フュージョンなどのエッセンスがバランスよく散りばめられている。特に音楽通を自認する人たちにとっては、彼のライヴ・パフォーマンス(本作CDエクストラ参照)は、結末のわからない面白いミステリーを読んでる様なスリルがあり、最高に楽しめるはずだ。「今夜もどこの都市でベースを"鳴らしているんだろう"」というイメージが彼にはある。そして、僕は彼のエンタテイナーぶり(スピーチも最高)を思い出してニンマリしてしまうのだ。(音楽誌「ADLIB」編集長 松下佳男)
Track List:
Encyclopedia Of Bass ArtA Night In Tunisia
trefoil
Maiden Voyage
IL
Don't You Worry‘Bout A Thing
Autumn Leaves
grey zone
V
trefoil treat
Ninja Coming
NAIMA
total time 47:52
CD extra
「Encyclopedia of Bass Art ~ V」
Quagero Imazawa :
Moon MBC 6string fretless bass "Q.I.special ",Moon MBC 6string fretted bass "Q.I.special", Musicman 5string bass,Roland GR bass synthesizer,Voice
Akira Jimbo :
Drums(2,6)
Art Hand :
Percussion,Drums (4,7,9,11)